サポーターと恋愛
こちらの想いとは裏腹に、
期待していたようなリアクションからはほど遠く、
受け入れられない一方的な想いは、いつしか相手を罵倒する言葉の暴力へとかわってしまい。
そして自己嫌悪。
周りからはしばらく距離を置いた方がよいと言われ、友人に八つ当たりした日には、私までが加害者の一人である。
それでも、ごくまれに、期待していた以上のリアクション。
想像をはるかに超えた会心のパフォーマンスでも出た日には、その思い出だけで、ご飯三杯ぐらいいただけてしまう。
悪い男につかまり、Domestic Violenceに嵌りつつある女性の境遇を綴ったわけではない。
特定のスポーツチームに肩入れしてしまった、サポーターたちの境遇である。
格下のチームに負けた日には、自分の全てを否定されたような気持ち。
ブックマークのショートカットすべてを一括削除してしまうような。
スーパーラグビーの日本チーム「サンウルブズ」が、今期7連敗中である。
連敗中のどん底にいるひいきチームについて、コメントすることは容易ではない。
しかも、それが人生初のブログの第1回目ではなおさらである。
「ピンチは最大のチャンスである」
課題は明確だ。
どこから手を付けてよいかわからない、そんな状況ではない。
怪我人たちは戻りつつある。
あとは、マインド、気持ちの問題である。
どこかの評論家のように、ただ批判して、解任論などぶちまけたくはない。
2019年ラグビーワールドカップ。
ジャパンがスコットランドに勝利する、その日のために。
今の私にできることは、サンウルブズを見守り、信じ続けること。
2018年5月13日、秩父宮ラグビー場にて、今季最後のホームゲームとなるサンウルブズに声援をおくろう。